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ホモセクシャルの世界史

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著者: 海野 弘

内容紹介: その時、禁じられた絆が歴史を動かした-ギリシャ・ローマ時代から現代まで-世界史の闇に隠されたホモセクシュアル・コネクション…アレクサンドロス大王、カエサル、ダ・ヴィンチ、ランボー、D・H・ロレンス、ケーリー・グラントも!?

同性愛は人間の絆、愛の歴史の中である役割を果たしてきた。それは、人と人はつながり合うことができるのか、人は他者を純粋に(性差を超えて対等に)愛することができるのかを問いかけてくる。同性愛は現代においてスキャンダラスであり、のぞきの誘惑を駆り立てる。私たちはそこで人間という存在の不思議さに包まれ、また、おののくのだ。そこにさらされている汚辱にまみれた人たち。だがその悲惨の中に花開く一瞬の友愛とその挫折。同性愛について語ることは、人の恥について、哀しみについて、そして愛について語ることなのだ。「プロローグ『世界史の中の封印されたタブー』より」(文芸春秋)

感想: 私はこの本を朝日新聞で知りました。夜だったこともあり、早速ネットで購入を試みました。が、セブンイレブンもローソンも、アマゾンも、楽天も、他も悉くダメ。在庫なし、購入不可、果ては注文するも在庫がないためキャンセルとなりましたのお知らせ。がっかりしながらも、紀伊国屋で店頭在庫があることを知り、即注文。漸くゲット出来たのでした。何故かホモセクシュアルものは売れるみたいですね。お仲間なのか、女性客なのか。

で、読みました。まだ、8割くらいですが。前半の古代から近世までは、基本の歴史を知っていないと、私的にはしっくりきませんね。何しろ人が多くて、その名前を覚えるのも大変。世界史をもう一度勉強した上で、読み直しをしようかなと思っています。後半の19世紀、20世紀は、単独で読んでも勉強になります。文学・芸術におけるホモの相関関係は実に複雑で多岐に渡っています。また、ゲイのリベラルについても発端というか基本は知ることが出来ました。

全体の感想としては、やはり一読しただけでは私の頭では入りきれない。それだけ広く濃いです。ホモセクシュアルの男たちは、政治に文化に大きく関わり貢献してきたことがよく分かります。と同時に、差別や偏見はまさに各時代、そこに生きる人々により作り出されてきたものであることもよく分かりました。

これからはこの本の中で紹介されていた書籍なども読んでみたいと思っています。


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