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出演: Seth Peterson, Bruce Davison, Chad Donella, Cindy Pickett, Brian J. Smith, Susan Blakely, Lin Shaye, Farah White, Giancarlo Esposito, Sean Hennigan, Brandy Little 他
内容紹介: Nice guy accountant Robbie lives an idyllic life with his partner Trey in a quiet suburban neighborhood. But when a venomous neighbor moves in and starts harassing them, hate sparks violence. Recipient of the Best Feature Award at the Outtakes Dallas and Sedona International film festivals, Hate Crime features a brilliant cast including Seth Peterson (Providence) as Robbie, Lin Shaye (Snakes On A Plane, There's Something About Mary) and Golden Globe winners Susan Blakely (The Towering Inferno, Rich Man, Poor Man) and Bruce Davison (Longtime Companion). A provocative thriller, Hate Crime delves deep into intolerance, challenging audiences to question their own prejudices as they witness the heartbreaking consequences of hate and a family's painful quest for retribution.（Image Entertainment）
- Hate Crime (film) - Wikipedia
- Hate Crime (2005) - IMDb
- Official site
感想: 閑静な住宅街で会計士のロビーと恋人トレイは穏やかな生活を送っていた。だが、隣にひとりの男性クリスが越してくる。ロビーは彼と挨拶を交わし、よき隣人同士になれるはずだったが、ロビーとトレイがキスしているところをクリスに目撃されてしまう。
クリスは攻撃的なキリスト教団の長を父に持ち、自らも団員として積極的な布教活動に身を置き、同性愛への偏見と差別は教義に基づいたものとして公のバッシングも憚らなかった。しかも、ロビーは彼に警告を受けていた。
しかし、第一容疑者として浮上したクリスだったが、彼にはアリバイがあった。事実を受け止められず苦しむロビーとトレイの母親。ふたりは真犯人をつきとめようとする。
そして、ついに突き止めた真犯人は……
なかなかおもしろかった。
キリスト教団によるゲイへの差別・偏見があからさまで、それまでの平和な生活が宗教によって脅かされるという皮肉。そして殺人にまでつながっていくという矛盾。
同性愛者だから殺してもいいのか!? 死んで当たり前なのか!? そういった考えが宗教者の口から出てくるのだから、何とも怖ろしいものだ。
「Hate Crime」とは「人種［異教, 異性］憎悪による犯罪（Yahoo辞書）」だそうだが、アメリカではこういった法律もあるようで、人種問題の根っこの深さが思われた。
憎むべきは同性愛者などではない。憎むべきはその罪なのだ。偏見からの殺人。それこそを憎むべきなのだ。そんな叫びが聞こえてくる。
ロビーとトレイはなかなかのイケメンカップルで、容疑者のクリスも短髪野郎といった感じで、更に昔何かの映画で見た大御所の俳優がクリスの父親役をしているが、さすがの演技で、出演者も十分楽しめる作品だった。
- Hate Crime
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- Hate Crime（tla movies.com）
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