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脚本: Jason Schafer
出演: Tori Spelling, Christian Campbell, John Paul Pitoc, Brad Beyer, Lacey Kohl, Abbey Hope, Becky Caldwell, Kate Flannery, Steve Hayes, Will Keenan 他
内容紹介: What do drag queens aspiring sex therapists and tori spelling have in common? theyre part of a madcap night out in manhattan for two frustrated guys that are desperate to find a place any place.(New Line Home Video)
- Trick (film) - Wikipedia
- Trick (1999) - IMDb
- Official website
感想: ブロードウェイ・ミュージカルの音楽家を目指すガブリエルは曲を披露するも受け入れられず、彼にしては珍しくもゲイ・バーへと足を運ぶ。そこで出会ったのがマークだった。彼はgo go dancerで、ガブリエルはステージで踊る彼が気になって仕方がない。だが、自分には場違いのしかもモーションをかける勇気もない彼は店を後にする。
だが、地下鉄で偶然マークに会う。ガブリエルのことを気になっていたマークは、彼を誘う。地下鉄を降りた二人は、マンハッタンの夜の街を急いだ。
ガブリエルの部屋に着くと、そこではルームメートが女を連れ込んでいる。仕方なく、他を探し始める二人だったが、そこからがこの物語の始まりで、なかなか二人だけになれる場所が見つからない。
挙句の果ては、マークに連れて行かれたダンス・クラブで、嫉妬したドラッグ・クィーンにさんざん言われる始末。とうとうマークを置いてひとり家に向かうガブリエル。だが、マークの気持ちは……
またまたいい映画を見た。セクシーでキュートでちょっぴり甘く切ない映画。
地味で真面目なガブリエル。方やgo go dancerでダイナマイト・ボディーのマーク。赤いひもパン姿は興奮物だった。
そんな二人がバーで互いを目にしたときから意識し始め、地下鉄で再び出会い、二人だけになれる場を求めて夜の街を彷徨い始める。
このストーリーがいいなと思った。夜の街を彷徨っている間に、二人の関係が深まっていくという設定。そして、朝を迎えて終わる。新しい一日の始まりが、彼らの新しい関係をうまく表していると思った。
「trick」には売春婦のような意味があるようで、ガブリエルもマークももしかしたら互いを一夜限りの相手としか思っていなかったかも知れない。だが、時間がなくなっていくに連れて、どこにも二人だけになれる場所がなく気をもみ始める。それでも諦めずに探す二人。言ってみれば、困難な行動を共にすると、関係が深まるという心理学的なトリックが働いているような気もする。
ガブリエル演じるクリスチャン・キャンベルがこれまた何とも言えない可愛らしさで、イケメンではないのだが、笑窪の似合う「どしたの? ボク」と思わず声をかけたくなるような顔をしている。一方のマークも前述の通りのナイス・バディで、最後はこの二人のエッチが見られるのかと思いきや、残念。単なるエロしか頭にない自分が馬鹿でした。
是非、日本で売り出してほしいものだが、1999年の作品だし、もうない話かなと。だが、アメリカを始めとして、海外にはいいゲイ映画がまだまだありそうだ。
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