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内容紹介: Experience an erotic dream come true with this chiseled tale of man obsessed with man. A sexy combination of summer romance, deep guy-cravings, and everything you’ve always dreamed of when it comes to The Pool Boy.
In this steamy and guy-hard tale, R. W. Clinger wets the reader’s tongue as middle-age novelist Robert Fine is in search of a summer pool boy at his Lake Erie beach house. To his lust-filled surprise, straight Kent Tacoma arrives, and is interviewed for the position. After hiring Tacoma, Fine explores the necessary means of erotic joy between men. The writer becomes obsessed with The Pool Boy. And Tacoma, sweetly hot and innocent, begins to comprehend the masculine attraction and questionable relationship between employer and employee.
感想: 本のタイトルからしてそそるのだ。そして、この表紙絵。これを見てると思わず後ろから突っ込みたくなってしまう。
あらすじは、Robert Fineという超人気作家が、夏の間自分の家のプールを管理してくれるボーイを募集するところから始まる。そして、電話をかけてきた少年と面接。22歳の海軍あがりのこの少年を、Robertは一発で気に入ってしまう。おっと、一発と言っても一発やったわけではなく、電話のときにどんな格好で面接したらいいか少年に聞かれたので、Pool Boyにふさわしい格好をと言った結果、その肉体に惚れ惚れしてしまったのである。
少年の名は、Kent Tacoma。彼は、Robertの家に住み込みで、プール掃除からメンテまでやることに決まった。豪華な部屋をあてがわれ、バイトの自給も週700ドルというから文句なし。毎日、Speedo姿でプールへと行く。
ところが、このRobertは56歳のおっさんで、何とPool Boyを観察し続けるというスパイ趣味の持ち主。Kentの部屋には隠しカメラがあり、そしてまた、プールに行ったときにも隠し部屋のような場所から、逐一Kentの肉体を余すことなく見続けるのである。時には、興奮極まって、シコったりもするから、何じゃい、このおっさんと思ってしまう。が、そりゃー、22歳の軍隊で鍛えられた肉体を持つ少年が、Speedo一枚であちこち自分の目の前を動くわけだから、Robertじゃなくても、俺でも食らい付きたくなるわいな。Robertは何とかこの少年をモノにしたい。そう思いながら、どうしようも出来ずに精神的悶絶状態。
ところで、Kentを雇う際に、Robertはいくつかのルールを取り決めていた。無断で人を呼ばない。煙草はダメ。しかし、Kentは、そのどちらも破ってしまう。特に、友人を無断で招きいれたから、それも20代のこれまたハンサムな少年、いつしかKentを勝手に自分のものと思い込んでいたRobertには堪らない。怒りを露に、その友人を追い出そうとするはで、てんやわんやの騒ぎとなる。だが、しぶしぶその友人が泊まるのを許したのが間違いだった。その少年は、Kentとエッチしてしまうのだった。それを、いつものようにカメラで見ていたRobert。もう全身が爆発しそう。このことがきっかけで、結局RobertはKentをモノにすることが出来るのだが、蜜月もそう長くは続かなかった。KentがUCLAに入学することが決まったのだ。９月の第二週には授業が始まってしまう。行かないで欲しいと願うRobertだが、さすがに引き止めることは出来なかった。
Kentがいなくなり、淋しい日々を過ごすRobertかと思いきや、今度は冬の間家のことをいろいろしてもらう。House Boyを雇おうと、新聞に広告を出す。このエロおやじー！
初めて洋書を扱います。どうですか？この表紙の画像は。堪りませんね。そして、物語は、ややフケ専の色を呈していますが、覗きのシーンや、Kentと友人そしてRobertとKentのプールサイドでのセックスシーンでは、さすがに勃起ものでした。
エロ小説として、この本は紹介されています。が、ポルノ小説ではありません。難しい文は殆ど並んでないので、雰囲気に任せながら、読み進めていけると思います。いやー、ゲイ小説っていいですね。特に、洋物は仰山あるから、目移りしちゃうのだ。これからも、機会があれば、紹介したいと思います。
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