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脚本: 宮藤官九郎
出演: 阿部サダヲ, 瑛太, 竹内結子, 塚本高史, 皆川猿時, 片桐はいり, 鈴木砂羽, カンニング竹山, 山口愛, 谷端奏人, 高橋ジョージ, 陣内孝則 他
内容紹介: 幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父(伊原剛志)に捨てられ、生き別れた兄弟がいた。不幸な生い立ちの兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)だが、“なくもんか”とばかりに笑顔で、毎日を生きている。しかし、二人はまだ、お互いの顔も名前も知らない―
普遍的テーマである“家族”の物語を真正面から描いた、宮藤官九郎脚本の心染み入るホームドラマ。幼い頃、父に捨てられ、行き別れた兄弟がいた。兄・祐太は、その人柄と秘伝のソースをかけたハムカツを名物に行列のできる人気店の店主として東京下町の商店街の顔となっていた。一方、弟・祐介は売れっ子芸人になっていた。ある日、音信不通だった初代店主夫婦の一人娘が突然帰って来て…。
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感想: 久々にいい映画を見た気がする。兄弟が離れ離れという悲しい設定なのだが、笑えて適度に胸にジーンと来る。それがいい。だーれも死なないしね。
ゲイをテーマにした映画ではないが、阿部サダヲ扮する祐太の家族に内緒の趣味を見れば、ここに採り上げた理由もわかるだろう。
まだ見ていないひとは、是非お薦めしたい映画だ。
瑛太も散切り頭のようなヘア・スタイルで、いつもの二枚目でないところがいい。兄弟の漫才シーンもなかなか調子が合っていて、ちょっぴりジーンと来る場面もあるのだが、最後はチャンチャンで終わってくれて……いい映画じゃんと素直に感じました。
阿部サダヲの映画を見たのは、これで二本目かな。芸人でないのが不思議なくらいの俳優なのだ。で、この人が出る映画は笑って泣けるから、いいねーって思う。
そうそう、ここで採り上げたのはその祐太の秘密の趣味なのだが、なぜその趣味なのかが映画では明らかにされていないと思ったのだが、まぁ、ノンケでもその手の趣味を持つ人は多いから、わからなかくもないが……後になって、脚本が宮藤官九郎と知り、あっ、なるほどねという感じ。
気持ちよく楽しめる映画でしたっと。
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