Latest Movie :
Home » , » メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ

{[['']]}
監督: 犬童一心
脚本: 渡辺あや
出演: オダギリジョー, 柴咲コウ, 田中泯, 西島秀俊 他

内容紹介: 『ジョゼと虎と魚たち』の監督・犬童一心、オダギリジョー、柴咲コウ 豪華俳優陣が織り成す感動作

オダギリジョー、柴咲コウ主演で贈る、せつなさと温かさ溢れる愛の物語。塗装会社で事務員として働く沙織。ある日、彼女のもとに若くて美しい男・春彦が訪ねてくる。彼は沙織と母を捨てて、ゲイバーを継いだ父の恋人だった。沙織は父を嫌い存在さえも否定していたが、彼と出会い少しづつ心に変化が生じてくる…。


感想: Amazonのコメントを見ると高評価のようだが、個人的にはさほど大きな感動もなかった。オダギリジョーの魅力がたっぷり感じられる作品。そんな印象だった。まぁ、目がそっちに行ってたからだろうが。

設定はおもしろいと思った。ゲイの老人ホーム。是非とも存在してほしい場所だ。ゲイの老後に視点を向けたのもおもしろい。

だが、そのゲイの老人役がお粗末過ぎる気がした。かの卑弥呼でさえ、セリフの言い回しがどこかぎこちない。所詮、普通の俳優さんにオネエ言葉で演技など難しいのでは? だから、卑弥呼が末期の癌であっても、何か今ひとつ思いが伝わってこない。静かに話すことに終始していることが、逆にオカマを演技することの難しさを露呈しているようにも感じた。

設定はおもしろいのだ。乙女心をいつまでも失わないで、自分の部屋をメルヘンチックに飾る趣味なんかも素敵だし、家族には内緒で性転換手術をしているというのも共感できるし、それでも頼るところは家族しかいないという一種の悲しみもわかる。

だが、やはり、汚い。実際、ゲイの老人というかニューハーフの子達とか女装子とか、あんな浮いて入るようにしか見えない身なりをするだろうか? 疑問が拭えなかった。

オダギリジョーと西島秀俊のラブシーンがきちんとあったら、萌え萌えだったのに……残念。


父親がゲイだった。そして、突然母と娘を置いて家を出て行った。娘は父を嫌う。自分のため、母親のため。でも、当の母親は、しっかり関係が続いていた。高額バイトと言いながら、目の前に映るゲイの姿、そして生き様。それが、嫌っていた父親にも及ぶ。そうして、娘の心は次第に父親を受け入れていく。

春彦が沙織を抱くシーンがあるが、結局は「触りたいとこ、ないんでしょ」で終わる。ここで終わってくれて良かったと思った。最後まで抱いてしまったらウソになる。ゲイと沙織との間に芽生えたのも愛情には間違いないが、言い換えれば友愛とでも呼ぶべきものか。

海辺に立つゲイの老人ホーム。いいねぇ。自分でもやってみたいと思ったゲイは、きっと多いことだろう。


『同性愛』ブログ・ランキング⇒FC2 Blog Ranking
Share this article :
 
Support : Creating Website | Johny Template | Mas Template
Copyright © 2014. GAY MOVIES - All Rights Reserved
Template Created by Creating Website Published by Free Blogger Templates
Proudly powered by Blogger