シェイクスピアと僕の夢

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原題: Were the World Mine
監督・脚本: Tom Gustafson
脚本: Cory James Krueckeberg
出演: Tanner Cohen, Wendy Robie, Judy McLane, Zelda Williams, Jill Larson 他

内容紹介: Infused with homoerotic energy, Thomas Gustafson's Were the World Mine literally sings with lust and Shakespeare with total abandon and creativity. In this remarkable musical fantasy, an inspired English teacher casts her summer production of "A Midsummer Night's Dream" with magic in mind.

• Were the World Mine - Wikipedia
• Were the World Mine - IMDb
• Official website

感想: 『東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭 2008』のオープニングを飾ったミュージカル映画である。

高校生のティモシーはオープンリイ・ゲイで、そのため肩身の狭い思いをして暮らしている。それは学校でも同じだった。

だが、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の小妖精パックの役をあてられる。そして、彼は台本に書かれていたひとを惚れさせる天使の媚薬を作るのだが……

いやいや、おもしろかった。

何ともキュートなちょっと切ないゲイ映画だった。

そんな媚薬を手にしたティモシーは、学校一のスター、ラグビー選手のジョナサンをモノにする。そして、町全体をゲイでラブラブな夜界にしようとしていくのだから、まさにティモシーでなくともまさにゲイにとっては『真夏の夜の夢』。

でも、所詮、夢なんだな。それが、切ない。

ミュージカル映画と言っても、バリバリのミュージカルではなく、軽いタッチになっている。それが、ミュージカル嫌いの自分でも、入りやすかった。

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• Were the World Mine（tla movies.com）

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