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監督・脚本: Aluizio Abranches
出演: Gabriel Kaufmann, Rafael Cardoso, Lucas Cotrin, João Gabriel Vasconcellos, Júlia Lemmertz, Fábio Assunção, Louise Cardoso, Jean Pierre Noher
内容紹介: This controversial Brazilian drama, From Beginning to End, from director Aluisio Abranches, follows the love and sexual intimacy between two men…who are half-brothers.
- From Beginning to End - Wikipedia
- Do Começo ao Fim (2009) - IMDb
- Official website
感想: ちょっといい感じの男が出ていたので、いいかもと良からぬ期待を持ちつつ見たら、これが異父兄弟という設定。正直ゲゲッとなったが、辛抱して見ることに。しばらくすると、これがいつしか兄弟だということを忘れ、フランシスコ(兄)とトマース(弟)のふたりに兄弟ではない普通のカップルを重ねて見るようになっていった。すると、ふたりの愛が兄弟だとわかってはいても、とても美しく見えてきたのである。実に不思議な映画、かつセクシー。
フランシスコが、病院でトマースと初めて面会するところから物語は始まる。トマースは二週間目が見えなかったということだが、トマースが生まれて初めて目にしたのが兄フランシスコだった。
兄は父親違いの弟をたいそう可愛がり、その親密さは冒頭に意味深な場面を見せて、見る者にそれとなくふたりのタブーな関係を気づかせる。
母親は医師で、兄の様子を見てその異様さに気が付き、それとなく兄に諭すのだった。やがて、フランシスコの父ペドロが他界し、15年の後に母親も他界する。既に青年となったフランシスコとトマース。
ふたりだけで暮らすことになった兄弟は、既に心の底から愛し合う仲となっていた。
だが、ふたりにも別れのときが訪れる。ふたりは幼い頃から水泳をやっていたが、兄の泳ぎに憧れ、兄のようになりたいと頑張っていたトマースがオリンピック代表候補に選ばれたのだった。トマースは強化練習のためにロシアに行くことに。
しかし、この兄弟の関係はしぶとい。兄はトマースに付いていくのだ。しばらく一緒に滞在した後に、再びフランシスコは自分の元の生活に戻るのだが、最後は……。
ラブシーンもそこそこありで、ふたりが裸で向かい合ったときにはどうしようかと思った。何といってもトマース役のRafael Cardosoの甘いマスクとナイス・ボディが堪らない。勿論、兄役のJoão Gabriel Vasconcellosもイケている。
ブラジル映画は初めてじゃないだろうか。ポルトガル語などさっぱりわからんが、愛に国境はないってか。
冒頭にも書いたが、兄弟愛というタブ^-を除けば、いや、実際にそうだったが、見ているうちにふたりの一途な気持ちにただただ感心。全体的にはふたりのデレデレが多く、異父とはいえ兄弟と思うとウッとなるのだが、やはりそれ以上にふたりの愛と肉体の美しさに魅せられてしまうのだ。
- From Beginning to End(tla gay.com)
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